絵本の読み聞かせが大事とはよく聞くけど、いつから始めたら良いの?
本当に読み聞かせに効果ってあるの?
赤ちゃんにはどんな絵本の読み聞かせがおすすめ?
今回はそんな読み聞かせに関する素朴な疑問についてまとめてみました!
絵本の読み聞かせっていつから始めるもの?
読み聞かせをした方が良いとは言うけど、何歳くらいから始めれば良いものなの?
いつ始めれば良いという決まりはないので、いつからでもOK。
赤ちゃんが絵本を見つめるようになるのは3・4カ月頃からなので、その頃から始めるのも◎
絵本の読み聞かせは、いつから始めないといけない、なんてルールはないので、個人的には読んであげたいなと思った時が始めどきだと思っています。
お腹の中にいる時からの胎教が大切!生後すぐから始めないと!なんて思ってしまうとプレッシャーですし、産後は体力的にも本当に大変。
自分自身の体調が落ち着き、気持ちの余裕が出てきた頃に、赤ちゃんとの遊びの一環として、本に触れ合う時間を作ってみるのがおすすめです。
生後3カ月くらいになると視覚や聴覚が発達しはじめ、色や音に反応するようにくるので、その頃から始めてみるのも良いですね。
首が座り、手でものを掴んだり舐めたりと、動きも活発になってくるので、絵本に興味を持ってくれやすいかもしれません。
読んであげなくちゃ!というより、膝の上に抱いてあげたり、一緒に寝転びながら、気軽な気持ちで本を眺めるだけでOKです。
大きくなってからだと、逆にじっとしてくれなくて読むのが大変なので、赤ちゃんの頃から絵本に慣れてもらっておくと、今後も読み聞かせしやすくなりますよ♪
絵本の読み聞かせってした方が良いの?
まだ言葉も分からないうちから読み聞かせってする意味あるの?
お話の内容は分からなくても、赤ちゃんはママやパパの声を聞き分けているんだって。
ママやパパと一緒に遊びながら絵本を読むことで愛情を感じ、安心感を与えることにも繋がるみたいだよ!
読んだ方が良いか読まない方が良いかと言われれば、そりゃあ読んであげた方が良いとは思いますが(笑)
義務感から無理に読み聞かせをする必要はないと思います。
絵本の読み聞かせをする1番の目的は親子のコミュニケーションなので、嫌々読んでも意味がないですし、親も子も楽しくありません。
子どもへの絵本の読み聞かせには、いい効果がたくさんあるとされていますが、何よりも大切なのは、親子で一緒に楽しい時間を過ごすことです。
読み聞かせの効果とは?
とはいえ、読み聞かせにどんな効果があるのかは気になるところ。
せっかく読むなら何か効果があって欲しいと願うのは親の常ですよね(笑)
まず読み聞かせの効果として一番大きなものは、絵本タイムが親子のコミュニケーションの貴重な時間になるということだと思います。
読み聞かせの際、子どもと肌が触れ合うことで、脳内では「愛情ホルモン」と言われるオキシトシンが分泌し、親子の絆が深まるという効果もあるそうです。
また、色彩豊かな絵を見ることは、想像力や感情を豊かにしてくれます。
他にも、発語が早くなる、語彙力が増える、本好きになる、集中力が増すなど、読み聞かせの効果は様々な報告がなされています。
実際に我が家の娘たちは話し始めるのも、ひらがなを覚えるのもとても早く、幼稚園に入った頃には絵本を声に出して読むことができるようになっていました。
小学生に入ってからは、想像を膨らませて自分でお話を作ったり、絵本を作ったりするようになりました。
そして今1歳の息子の読み聞かせをしているのですが、娘たちは自分が昔読んだ本のことをよく覚えていて。
これ読んだことある!
この本好き!
このだるまさんシリーズおもしろいよね!
そんなふうに、絵本を通じて会話が生まれることが嬉しいなぁと思っています。
どんな本を選べば良いの?
赤ちゃんにはどんな本を選んであげたら良いの?
音の響きやリズムが楽しい本、カラフルで色や形に変化があるものがおすすめ!
0歳〜2歳頃までは、まだ言葉の意味が分からないことも多く、絵本選びが難しく感じることも多いと思います。
迷った時にオススメなのはこの3つ!
①さまざまなオノマトペが登場する本
②同じような言葉の繰り返しがリズミカルで楽しい本
③カラフルで、赤ちゃんが注目しやすいくっきりしたコントラストで描かれた絵本
まだ集中力も短く、言葉の意味も分からない赤ちゃんにとっては、音やリズム、絵の楽しさがとっても重要!
短くてシンプルな本が一番です。
でも実は…私自身はオノマトペだけで作られた絵本は結構苦手でした^^;
どこがおもしろいのか分からず、あまり積極的に読む気になれなかったんですよね。
何歳にはこれがおすすめ!という情報はたくさんありますが、結局は自分と子どもが楽しめるかどうかが一番大事。
情報に惑わされず、自分が好きだなと思える本を選んでくださいね♪
読み聞かせにおすすめ絵本3選
だるまさんが
ブロンズ新書から出版されている、かがくいひろしさんの大人気だるまさんシリーズ。
ユーモラスなだるまさんの表情を見ているだけで笑顔になっちゃう、赤ちゃんから大人まで楽しめる絵本。
だるまさんが転ぶだけじゃなくって、ぺたんこになったり、びろーんと伸びたり、予想外の動きをするのが可愛くて。
「だ る ま さ ん が」というフレーズを読むだけで子どもはニコニコ。
次はどうなるのかな?とドキドキ楽しめる一冊です。
いないいないばあ
「松谷みよ子 赤ちゃんの本」シリーズのうちの一冊、昔からずっと愛され続けている永遠の定番です。
赤ちゃんが大好きな「いない いない ばあ」遊びを、こんなに素敵に優しく表現できるのは、瀬川康男さんの絵あってのこと。
動物たちの表情が生き生きしていて心に残るんですよね。
最後に出てくる「のんちゃん」の部分を、子どもたちの名前にして読み聞かせると、いつもとても喜んでくれました。
くだもの
本物そっくりのリアルな果物の絵が迫力満点のこちら。
離乳食が始まって食べ物に興味が出てきた赤ちゃんに是非おすすめしたい一冊。
みずみずしくって本当に美味しそうな果物の絵を指さして「あぁ!あぁ!」と大興奮。
「さぁ どうぞ」と指でつまんで口に持っていってあげると、「あーん」と口を開けて食べるふりをしてくれるのが本当に可愛い!
選ぶのが苦手な人は絵本の定期購読もおすすめ!
ここまで書き進めてきましたが、何千冊もある絵本の中から、月齢にぴったりの絵本を探すのはなかなか至難の技。
お仕事をしていると、本屋さんや図書館に通うのも大変ですし、ゆっくり本を探す時間を作るのは難しいですよね。
そんな方には、プロが選んだ絵本を毎月届けてくれる、絵本の定期購読、絵本の定期便、などのサービスを利用するのも一つの手です。
自分で購入するのと変わらない金額で届けてくれますし、月齢に合わせて吟味された絵本が届くのはとても魅力的!
ご自身にあった形で、無理なく楽しく絵本ライフを楽しんでくださいね♪
まとめ
絵本の読み聞かせはいつ頃から始めるのが良いのか?
絵本の読み聞かせにはどんな効果があるのか?
についてまとめてみました!
読み聞かせにはさまざまな効果がありますが、何よりも親子のコミュニケーションとして楽しい時間を過ごすのが最も大事だと痛感しています。
義務ではなく、遊びの延長として絵本に触れられると良いですよね!
本屋さんや図書館だけではなく、絵本の定期購読のような便利なサービスもあるので、うまく利用して、普段の生活に絵本を取り入れてみてはいかがでしょうか^^
最後までお読み頂きありがとうございました!
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