親子のスキンシップが大事だって言うけど、なんでスキンシップが大切なの?
愛情ホルモン「オキシトシン」って最近よく聞くけど、どんなものなの?
そんな素朴な疑問について調べてみました!
また、子どもと遊ぶのが苦手だった私でも、楽しく遊びながらスキンシップが取れた、おすすめ絵本をご紹介します!
親子のスキンシップはなぜ大切なの?
スキンシップってなんで必要なの?
子どもに安心感を与えたり、親子の愛情を深めたり、メリットはいっぱい!
さらに、肌の触れ合いが赤ちゃんの脳の発達を促すみたい!
生物のなかでも哺乳類はスキンシップが多いのが特徴です。
哺乳類は、生後間もない赤ちゃんを舌で舐めたり、毛づくろいをしてコミュニケーションをはかります。
私たち人間も同じで、抱っこすることで赤ちゃんの心を安定させたり、脳の発達を促すと言われています。
赤ちゃんの五感はとても鋭く、心や頭の成長の前に、触覚や皮膚感覚などの身体面から発達していきます。
実は触覚の発達は胎児の頃から始まっており、羊水の中にいる時から、赤ちゃんは全身で様々な感覚を感じ取っているそうです。
だからこそ毎日のスキンシップで子どもと触れ合うことが、心身の発達に大きな役割を持つんだね!
愛情ホルモン【オキシトシン】
「オキシトシン」という名前を聞いたことはありますか?
「愛情ホルモン」とも呼ばれる物質で、リラックスした気持ちで肌を触れ合うことにより脳から分泌します。
このオキシトシンが分泌することにより、親子の愛着関係を深めるのはもちろん、記憶力がよくなり学習効果を高めたり、ストレス耐性を強めるという効果がみられます。
さらに、脳がもっとも発達する生後一年ほどの間にオキシトシンの影響を十分に受けると、記憶力がよい、ストレスに強い、といった効果が一生続くのだとか!
つまり赤ちゃんの頃からのスキンシップが、その後の脳の成長や能力、性格などに大きな影響をおよぼすのです。
え、じゃあもう3歳だと遅い?
そんなことはないよ!
オキシトシンは触れ合えば分泌されるから、これから意識してスキンシップを増やしていこう!
子育てやスキンシップに手遅れなんていうことはありません。
触れ合えばオキシトシンは分泌されるので、今までスキンシップが少なかったかなと思う方は、是非これから意識してみてください。
スキンシップしないと!と肩に力を入れることなく、手や背中への軽いタッチ、膝に乗せる、頭をなでる、握手をするなど、少しでも触れ合う機会を作っていけると良いですね◎
絵本の読み聞かせはスキンシップにもおすすめ!
でもスキンシップって何をすれば…
子どもと遊ぶの実は苦手…
とはいえどうやってスキンシップを取れば良いのか分からない、子どもと遊ぶのは苦手、という方も多いと思います。
赤ちゃんの時は抱っこで良かったけど、大きくなってくると抱っこも重くて大変ですしね(苦笑)
そんな方にこそおすすめなのが絵本の読み聞かせ!
絵本を読みながら真似をするだけで、自然とスキンシップになるのでとっても簡単。
わざわざ何かしてあげなくても、短いお話を読むだけで良いので、ズボラな私には絵本が一番手軽で簡単な方法でした(笑)
スキンシップにおすすめ読み聞かせ絵本5選
我が家の子どもたちに大人気だった、スキンシップにもぴったりの読み聞かせ絵本をご紹介します!
くっついた
くっついた/三浦太郎/こぐま社
シンプルで親しみやすい絵が可愛い三浦太郎さんの絵本。
ページをめくると「くっついた!」そのくり返しが楽しい絵本です。
「くっついた」の言葉と一緒に、手やほっぺをくっつけて遊ぶと大喜び!
大人も子どもも自然とにっこり笑顔になる一冊。
ぴょーん
ぴょーん/まつおか たつひで/ポプラ社
ページをめくる度にいろんな生き物が、「ぴょーん」とはねる飽きのこない楽しい絵本。
手足をがばっと広げて飛び上がるバッタやニワトリの姿がダイナミックでユーモラス。
子どもたちは絵本と一緒に「ぴょーん」と飛び上がって遊んでいました(笑)
抱っこして持ち上げてあげると、とても喜びますよ!
ほっぺほっぺほっぺ
ほっぺほっぺほっぺ/うちだりんたろう ながのひでこ/童心社
「ほっぺほっぺ」というフレーズが頭に残って、つい口ずさみたくなっちゃう絵本。
娘たちは「ほっぺほっぺ」と言いながら、頬をくっつけてくるようになりました。
「ほっぺほっぺ」を恥ずかしがっていたたぬきが出てくるのですが、最後にねこに化けて「ほっぺほっぺして」とやってくるところがとっても可愛くてツボです。
ぎゅっ
ぎゅっ/ジェズ・オールバラ/徳間書店
「ぎゅっ」という、その言葉だけで全てが伝わってくる素敵な絵本。
みんなが「ぎゅっ」としているのを見て、ママが恋しくなったジョジョくん。
子どもの気持ちを代弁してくれているようで、キュンとしてしまいます。
動物たちの幸せそうな顔を見ていると、こちらまで幸せになって、きっと子どもをぎゅっとしてあげたくなるはずです。
パンダなりきりたいそう
パンダなりきりたいそう/いりやまさとし/講談社
保育園で読んでもらったのをきっかけに大好きになった本。
チューリップ、バナナ、おにぎり、ひこうき……身近なものになりきって体操するパンダがとっても可愛い!
子どもはパンダの真似っこをするのが楽しいようで、ママも一緒にする!とうるさかったです(笑)
子どもと遊ぶのが苦手な人でも、一緒に楽しく体を動かせるおすすめ絵本です!
まとめ
今回は親子のスキンシップにぴったりの絵本をご紹介してみました!
スキンシップは大事だとよく聞くものの、いざスキンシップを取ろう!と思うと、なんだか難しく感じてしまうもの。
だからこそ、自然と子どもと触れ合いが生まれるような絵本の読み聞かせはとてもおすすめ!
個人的に絵本は「読む」為だけのものではなく、遊びの一環、おもちゃの一つでもあると思っています。
子どもと遊ぶのに苦手意識を感じている方こそ、毎日の生活の中に是非絵本を取り入れてみてほしいです☺︎
手軽に絵本を取り入れたいのなら絵本の定期購読もおすすめですよ♪
コメント